北の国日記2016(第20話)

5 月上旬①

 

ついに五月になってしまった。

あっという間の春到来。

もっとも世間様が「連休、連休!」とおっしゃっていた4 月29、30 日は道東は雪模様の大荒れ。

私も家から一歩も出れず。

 

 

5 月1 日、ようやく天気が回復し、日差しが戻った。

未だ、風は強いが嵐と言うほどでは無くなった。

気温も上がって、お隣さんはシカ除けネットの設置に余念がない。

何とフクジュソウまで食べられてしまったそうだ。

 

 

そんな中、ふらりと毎年のアイヌネギ(ギョウジャニンニク)ポイントに行って、もうかなり伸びてしまったアイヌネギをゲットする。

 

 

 

 

アイヌネギで餃子を作りたくて、中標津まで行ってスーパーに入ったらあれやこれやいろんな物を買ってしまった。

わざわざスーパーまで行った理由は餃子の皮。

これを買って帰って、さっそく餃子の下ごしらえ。

 

 

 

インターネットの情報などいろいろ参考にして選んだのが、ギョウジャニンニクをみじんに切って塩をして暫く置いて水気を絞って、と言うのだった。

なるべく水気がない方がおいしいあんになると期待したからだ。

ただ、予想されるように塩をすると言うことはかなり塩辛くなると言うこと、塩気を抜くために絞る前に水で洗うとしたらギョウジャニンニクの「うまみ」も一緒に出て行ってしまうだろうから、と言うのでぎゅっと絞っただけで挽肉と混ぜてあんを作ったらやっぱり塩辛い餃子になってしまった。

次回は塩もみは止めよう。

 

 

 

で、出来上がった餃子、お酢とラー油で頂いたのだが、やはりこれでも塩味がきつかった。

再び反省!

 

 

 

 

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